ISBN:4775303961 大型本 小林 正親 新紀元社 2005/07/16 ¥4,200
中国でも日本でもない、「扶桑」と呼ばれる架空世界で、武侠となって江湖をさすらい、武芸をもって弱き者を救う。「人と人」、「心と心」のせめぎあいを通じ、彼らの心を演じる。花鳥風月の広がる風景の中、ひとつの物語を作り上げて行く。そんなテーブルトークRPGである。


武侠というキーワードのみにつられて、思わず買ってしまったTRPGなんですが、折角だからと1年ぶりにTRPGをプレイしてきました。
面子は りょうさん、僕(GM)、シイ@OMEGA、や@UK、ダック君の5人。

面白かった!

キャラクター作成は「生き様」という設定を決めるために、表に従ってトランプでランダムに決めるんですが、これでほぼ全員が悲惨な過去を持つ結果に。

PC2「ぎゃー! ”5年前”に”寝室”で”裏切りにあった”ゆえに”村人”を”皆殺しに”してしまったー!」

PC3「こっちは”命令で仕方なく”、”弟弟子”を”惨殺”してルー!?」

PC1「ひいっ!? ”昨年の秋”に”母”が”決闘”で”凶門派武侠”に”ひどい扱いを受けた”らしい!」

PC4「あ、俺は”8歳の頃”に”仙人”が”炎の中”で”泣きながら”俺に”宿命を聞かせてくれた”・・・らしい」

PC2「何で1人だけ主人公みたいな過去振ってんだ? ああーん? 無理矢理主人公ポジションにしちまうぞ!?」
PC3「過去の出来事で味方にインネンつけるなよ(笑)!?」

もうキャラメイクから大騒ぎ。

プレイに入ってからもテンションは変わらず、

PC2「雑魚どもは俺達が引き受けた! 若月、お前は母の敵を!」
PC1「みんなの怒り、俺が預かる! 剣聖七星剣奥義”七星破軍剣”! 達成値は8段階成功で伝説級活劇だー!」

や、

宿敵(兼ヒロイン)「為山様、なぜ朋友に刃を向けてまで敵の私を!?」
PC4「雪草、いや、勿忘草。君を守ると飛刀に誓ったからには、君を誰にも傷つけさせはしない! だから、優しかった君に戻ってくれ!」

やら、

PC3「この未熟者! 貴様は表面の善悪に囚われて、目の前に立つ人間の苦悩に気付かんのか!?」
PC2「なにぃっ? お前はあの暗殺者が悪ではないというのか、白鶴よ!?」

さらには

敵NPC「俺を倒すとは見事だ。最後に一つだけ、あいつに伝言をしてもらえないか」
PC4「分かった。必ず。」
PC3「じゃあ、演出で悲しい音楽が流れ始めます」
GM「それはヒロインが歌ってたりするんだよね(笑)?」
PC3「そうそう(笑)」
PC2「じゃあ、その音楽にあわせて河面に沈んで行く雪草(ヒロイン)。」
一同「ヒロインっ!!??(大爆笑)」
「? ・・・しまった!? ライバルの名前をいうつもりがナチュラルに間違えてしまった(爆笑)!? GM、ごめん! 今のなしっ! チャイ、チャイ!」

などなど、笑ったり感動したり、非常に楽しいセッションでした。初めてのメンバー、初めてのゲームであそこまで盛り上がれたのは凄いなあ、と感心。
不慣れなゲームマスターでしたが、プレイヤーが協力してくれて、なおかつプレイヤーがみんな上手かったので、カッコイイ台詞がバンバン出てました。感謝。みんなサイコーでした。

また、あの面子で卓を囲んでみたいものです。
今日は参加者の皆さんお疲れ様でした&ありがとうございました!!

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