都道府県大会の感想とか。
正直、自分への覚書に近いので、他の人の参考とかには一切なりません。

デッキはIsland Walker様より
http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/report/05_10/05_10_23.html


―何故このデッキを選んだか―
 レシピを見たらお分かりかと思いますが、LoMの白緑《制圧の輝き/Glare of Subdual》デッキのコピーをいじったものです。
 
 なぜこのデッキを使うことにしたのか。そこから始めようと思います。

 ラヴニカ参入後のスタンダード用デッキとして、まず自分で組もうとしたのが赤白のウィニーと、白緑のウィニー。そして《倍増の季節/Doubling Season》+《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》で《涙の神/Teardrop Kami》を無限増殖させるヘッポコなコンボデッキでした。

 正直3番目は勝ち負け云々よりも多分に趣味が入っている代物ですが、当時の僕は全部大真面目に作っていました。《統制のオーラ/Aura of Dominion》をシングルで買い求めたりもしました。ええ、もちろんキキジキに貼るつもりでしたよ。


しかし、仮組みしたものを主任@HAMA研さんに相手して頂いて回して見ると、全て欠点だらけでした。

クリーチャー主体のコンボデッキは除去が多すぎて決まらない。
赤白ウィニーは安定したダメージクロックを稼げない。
緑白ウィニーは《けち》デッキ相手にダメージが入らない。

・・・orz

 まあ、僕の構築力の低さが問題なわけですが。どれもコレもさじを投げたくなるほどに結果が出ませんでした。

 そうして暗中模索をしながら都道府県選手権まで日にちが迫る中、メッセで殴り屋氏に本州のデッキ情勢(レシピではありません)を聞いていると、同氏から、どうも「苗木対立」というデッキがあるらしいという情報を頂きました。

 話を聞くと白緑のクリーチャーデッキに《制圧の輝き/Glare of Subdual》を入れ、《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage》や、《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー》でサポートするデッキらしい、とのこと。

 殴り屋さんからもたらされた、この白で緑で殴れそうな情報に、僕は喜びいさんで想像だけで構築してみました。いわゆる「ぼくのかんがえた対立」です。
といっても、以前挫折した白緑に《制圧の輝き》をねじ込んだだけだったんですが。

 案の定、マナバランスやクリーチャー選択など、メチャクチャなものでした。対戦していただいた主任さんの赤白コントロールに負け、けちに負け、黒緑ビートダウンにも押し負けました。

それが大会の1週間前。LoMが終わった頃でした。

対戦がひととおり終わったあと、主任さんからLoMの上位デッキに《制圧の輝き》を使ったデッキがある、とのことで見てみました。

最速でファッティを出し、殴る道を《制圧の輝き》でこじ開ける。
そのデッキの展開は、デカブツ好きの僕の心をルパンばりに盗んでいきました。思わず僕もどこぞの姫様みたく、「泥棒さんとして生きていきたい」とか言い出しかねん勢いです。

で、早速コピーして使って見たのですが、土地を引かない星めぐりの下に生まれた僕には土地枚数22枚は不毛の荒野にも程がある。
誇張ナシに初手マリガン率は60%です。ダブルマリガン率も30%くらいでした。
 そういうわけで、泣く泣く《空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder》を1枚削り、土地を増量。

そしてオリジナルのデッキに入っていた《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》は、《極楽鳥/Birds of Paradise》と《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》という、相性の悪いクリーチャーが2種8枚入っているという理由で没に。

そこに、以前から試して見たかった《収斂の冠/Crown of Convergence》を投入してみました。

僕の仮想敵としては、けちデッキと、それを食うヤソコンでした。あとは赤白くらいです。見事にコントロールだけですね。

仮想的がコントロールデッキである以上、クリーチャーを除去する十手の効果は若干減少します。また、除去呪文が豊富にある環境で、クリーチャー1体を強化することのメリットが、僕には少ないように感じられました。

そこで、《梅澤の十手》に代わり《収斂の冠》を使用することによって、相手の除去呪文に若干の耐性がつく上、ドローをある程度操作して展開を早めることが出来ると考えたのです。
実際にフリーデュエルで回して見た所、予想以上に使いやすかったので、結果本採用となりました。

ただ、その後の練習で黒緑ビートダウンとは「十手ゲー」に近い試合内容になることが分かったため、万が一のためにサイドボードに《梅澤の十手》を4枚入れておきました。

以上で僕がこのデッキを使う簡単な経緯は説明できたかと思います。
実際の対戦などはまた後日に。

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