まあ、つい先日のことですわ。主任とZEROの店先で世界征服のための市街征服のためのデッキ作りに必要な世間話(主な議題:海原雄山って至高のツンデレじゃね?)に花を咲かせておりましたところ、「《クローサの拳バルー/Baru, Fist of Krosa》と《クローサの英雄、ストーンブラウ》で毎日オーバーランで明日はホームランだ」という結論に至りまして、デッキの建造に着手したわけです。
参考文献(http://diarynote.jp/d/35055/20070510.html

 壱「さあ、デッキを組んでみようって、僕宛だったんですね」

主任「何を今さら。緑といえば壱、壱といえば緑じゃないか。まあ頑張れ」

という、心温まるブリーフィングの後に建造開始。

毎日オーバーラン

4《極楽鳥/Birds of Paradise》
2《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzu》
4《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
4《カヴーの捕食者/Kavu Predator》
4《ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad》
4《クローサの英雄、ストーンブラウ》
4《クローサの拳バルー/Baru, Fist of Krosa》

4《獣群の呼び声/Call of the Herd》
2《グルールの戦鍬/Gruul War Plow》

2《カー砦/Kher Keep》
2《グルールの芝地/Gruul Turf》
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
4《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
6《森/Forest》
2《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》

完成〜。ドンドンパフパフ〜。

ガラッ

主任「このデッキを組んだのは誰だ!」

 壱「はっ、海原先生じゃなかった、主任。ソレを組んだのは僕です」

主任「庭の桜の樹を切ったのは?」

 壱「ブッシュ君がトマホーク(大陸間弾道弾)でやりました」

主任この嘘つき野郎ー! ジーグブリーカー、死ねぇ!

 壱「ぐはぁっ!!」

主任「よし、準備運動終了。で、この胡散臭いデッキの説明はあるのかね?」

 壱「練金戦団みたいな準備運動でしたね。僕が死にそうです。あ、はい、解説ですね。

今回はデッキのキーパーツが決まっていたので、《バルー》《ストーンブラウ》《レインジャー》を除く約6スロットを厳選する作業でした。
《バルー》や《ストーンブラウ》に繋ぐために、どうしてもマナ加速が必須です。今回はマナ生物として《極楽鳥》と《エルフ》、《ヤヴィマヤのドライアド》を採用しました。

そして、序盤にマナを伸ばしながら片手間に大きくなる戦力として《殴打蔦の葛》を入れてあります。コレなら《バルー》《レンジャー》コンボとも噛み合って倍速で太ります。《広漠なる変幻地》も入れてあるので、メタボリックな未来は約束されたも同然ですよ」

主任「そんな暑苦しそうな未来は見たくもないわ。ところで《グルールの戦鍬》って何? コールドスナップあたりのマイナーなアンコモン?」

 壱「やだなあ、主任。ギルドパクトのレアじゃないですか。テストプレイをしていたらトランプラー(トランプル+er)が足りなくて、《ストーンブラウ》が只の5マナ6/6に成り下がってたんですよ。なので、いっそ国民1億総トランプルだってことで《戦鍬》を入れてみました。いわば5枚目の《バルー》ですよ。クリーチャー化したら4/4だしソックリ!

《カヴーの捕食者》も同様の理由で、ナチュラルボーントランプラーの増量のために入っております」

主任「聞いてて頭が痛くなってきたな・・・・・・。《カー砦》と《ドライアドの東屋》は?」

 壱「やっぱり生物を並べないと《オーバーラン》気分が味わえませんからね。結構使えますよ。《東屋》に至っては《ヤヴィマヤのドライアド》でサーチできますし、真面目に増量しても良いかと」

主任「なるほど。しかしアレだな。妨害手段皆無というか、殴るしか能が無いというか」

 壱「絡め手も考えて、当初は《ムウォンヴーリーの酸苔》や《幽霊街》を入れていたんですが、サッパリ《オーバーラン》モードにならなかったデスよ。焦点がぼやけるくらいなら、いっそコンセプト特化型にした方が、回しててもストレスがないだろうと」

主任「うむ、その心意気は買うぞ」

 壱「ありがとうございます。
・・・・・・で、この機体は制式採用されるのでしょうか?」

主任「ああ、ナシナシ俺はこの以前から組んでいた緑単に《東屋》と《バルー》入れて遊ぶから」

 壱「げぇっ!? もしや孔明の罠? 今回のはどうするんですか?」

主任「これはこれでオイシかったから、ネタにしたらいいじゃない」

 壱「ぬぅ。まあ、組んでいる最中にザクレロ臭はしましたが」

主任「してたんかい」

 壱「まあ、テムレイ回路みたいなカードが数枚紛れ込んでますし。
しかしアレですね。中途半端にレア使っちゃいましたから札束のネタにもなりませんね」

主任「そうね〜。じゃあ君の組んだデッキだし、責任を持って君の日記でネタにしたまえ」

 壱「げぇっ!? まさに孔明の罠! だ、誰か仲達を呼んで〜!

主任「横光孔明相手に仲達だと負けるんじゃないかなあ。では再見」



というワケでお蔵入りになりましたが、シナジーが多数搭載されていますので回して面白いデッキになっています。
仲間内で遊んだり、初心者さんの相手をする役にはピッタリな性能かと。資産が余ってる方は試してみてください。

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