”チャンプ”CAN君が主催するコモンデッキ大会があと2週間に迫ってまいりました。
参加者が少しでも増えることを願いながら、支援日記でも書こうかな、と。

今回はデッキを1から作らないといけないので、少々敷居があることも事実。デッキ構築のとっかかりになって、皆さんのコモンデッキ構築にお役立ていただければ幸いです。
※なお、この日記は壱@HAMA研というへっぽこプレイヤーの考察ですので、信頼性は著しく低いであろうことをご了承ください。
カード検索は WisdomGuild様のWHISPER CARD DATABASE をお借りしました。



種類で見るコモンカード

まずはザッと概要を見てみよう。

クリーチャー・・・・259種類(アーティファクトクリーチャー含む)
インスタント・・・・83種類
ソーサリー・・・・・47種類
エンチャント・・・・46種類(内、オーラが39種)
アーティファクト・・56種類(アーティファクトクリーチャー含む)
土地・・・・・・・・・・18種類

当たり前だが、クリーチャーが多い。最近のセットはドラフトなどのリミテッドを意識して作られているので自然とこういう分布になる。実際にはエンチャントの中に「ゼンディコン」シリーズもカウントされているので、実感としては更に多いだろう。

ソーサリーが意外と少ない印象を受ける。
また、エンチャントにいたってはオーラが圧倒的多数派だ。TOMMYさんには悪い知らせだと思うが、特殊な挙動をする全体エンチャントはアンコモン~レアに分布するので仕方ないところだ。

土地は大半がゼンディカー産だ。基本地形もパックから出るが、趣旨から外れるため除いてある。

ちなみに、生物:非生物カードの比は4:3といったところだ。
ノンクリーチャーデッキを組むことも不可能じゃないかもしれない。・・・枚数的には。



色で見るコモンカード(スタンダード編)

手っ取り早く、構築戦で使われている各色のカードを見てみよう。
それらは即ち戦闘能力証明済(コンバット・プルーブン)のカードたちだということだ。
以下はPTサンディエゴTOP8のデッキに入っていたカードたちである。


《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》
《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》
《忘却の輪/Oblivion Ring》
《未達への旅/Journey to Nowhere》


《急使の薬包/Courier’s Capsule》
《広がりゆく海/Spreading Seas》
《否認/Negate》


《強迫/Duress》
《精神腐敗/Mind Rot》


《板金鎧の土百足/Plated Geopede》
《稲妻/Lightning Bolt》
《噴出の稲妻/Burst Lightning》
《消しえる火/Quenchable Fire》
《焼尽の猛火/Searing Blaze》


《野生のナカティル/Wild Nacatl》
《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger》
《探検/Explore》
《不屈の自然/Rampant Growth》

マルチカラー
《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
《終止/Terminate》
《荒廃稲妻/Blightning》
《意思切る者/Architects of Will》
《ガラス塵の大男/Glassdust Hulk》
《原霧の境界石/Fieldmist Borderpost》
《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost》
《妨げる光/Hindering Light》

無色アーティファクト
《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》

土地
《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
《カビーラの交差路/Kabira Crossroads》
《ぐらつく峰/Teetering Peaks》
《セジーリのステップ/Sejiri Steppe》


TOP8だけのため、若干色ごとに偏りがあるが、おおむね各色の特徴が表れていると思う。

白は軽量クリーチャー、青はドロー・打消し、黒は手札破壊、赤は火力、緑はマナサポートと言った具合だ。

土地や《境界石》シリーズは多色化もバッチリサポートしてくれる。

注目したいのは黒よりも白のほうが除去が多い、ということだ。
黒の除去は《破滅の刃/Doom Blade》のように「黒でない」という一文がついて回る。多色クリーチャー、特に《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》や《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》が闊歩する環境ではイマイチ活躍できないのだろう。それは《終止/Terminate》の採用からも見て取れる。

また、《忘却の輪/Oblivion Ring》はPWにも対処できる点が好まれたと見ることが出来る。

しかし、これで《破滅の刃/Doom Blade》が使うに値しないカードであるという証明にはならない。
なにせコモンスタンダードには《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》や《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》、それに《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》はいないのだから。

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