大会なんてこわくない! ③
2010年5月27日 大会なんて こわくない! コメント (1) 3.おしゃれアイテム?なんて こわくない!
MtGの大会に参加するために必要なものは何でしょうか。
それは、あなたが参加する大会のフォーマットによって変わってきます。
構築フォーマットの場合、当たり前の話ですが「デッキ」と、15枚 または 0枚の「サイドボード」が必要です。
リミテッドフォーマット の場合なら、デッキは必要ありません。
では、まったくの手ぶらでも問題ないのでしょうか?
そこで今回は大会に向けて用意する道具を見ていきましょう。
MtGは、一般的に相手のライフを0にして勝つゲームです。
ですので、何はともあれあなたの ライフを記録するもの(ライフカウンター)が必要です。
基本的には、数を記録できるなら何でも構いません。一般的な6面体のサイコロを使って計算しても問題はないかと思います。
中には10面体や20面体のサイコロを使う人も居ますが、これらは少しの振動で簡単に転がってしまい、ライフが分からなくなるトラブルが起きやすいのでオススメできません。
しかし、わざわざ専用の道具を買わなくとも、メモ帳とペンがあればライフの記録をするには十分です。これならライフの増減の推移が一目瞭然ですので、万が一ライフの数え間違いで食い違ったときの参考資料としても使えます。
プロプレイヤーも多くがメモ式でライフを計算していて、確実性に優れた方法です。
ちなみに、メモ帖は《強迫》などで相手の手札を見た際、手札の中身をメモすることも出来ますし、切り取って「ゴブリン 1/1」と書けば、クリーチャー・トークンとしても使えるので、意外と万能です。
対戦相手ごとに切り離す必要があるので、切り取りにくいリング式よりは事務で使われるような糊付け式が使いやすいでしょう。
もちろん、試合が終わった後は切り離したメモを片付けて、散らかさないようにすることは言うまでもありません。
昔はグラスカウンター(おはじきのようなもの) を 赤=5点、 青=1点という風に、そろばんの要領で計算したり、そのものズバリ そろばん型ライフカウンターなんてものもありました。
グラスカウンターと同じ感覚で金銭を使ってライフを勘定する人もいたそうですが、他のお客さんに見られた際に賭博行為と勘違いされますので 慎んでください。
他にも、デッキと一緒にデッキケースに入れて持ち運べるダイアル式のライフカウンターなどがあります。さらに、最近は相手のライフまで数えられる、ダブルダイアルカウンターという便利なものも400円くらいで売っています。
様々なライフカウンターがありますので、予算に余裕があれば色々と探してみるのも楽しいでしょう。
次に 筆記具です。
構築フォーマットではデッキリストの記録と提出が必要な場合が多くあり、またリミテッドにおいても、シールドの場合には与えられたカード群の記録が義務付けられていることがあります。
また、大会では試合が終わった後、スコアシート やスリップ という結果記入用紙に対戦結果を書きます。
会場で用意されている場合もありますが、基本的には用意されていないものと思って準備しておくのが良いでしょう。
ライフの記録をメモ式でやる人には必須のものです。ぜひとも自分で準備しておきましょう。
カードを保護する スリーヴ も持っておきたい物のひとつです。
ルール適用度が高い大会ですと、裏面の印刷具合によってカードを特定できないようにスリーヴの使用が義務付けられている場合があります。その際は裏面が色つきで、柄のない無地のスリーヴを選ぶと無難です(無地は絵柄つきスリーヴより裏面で特定できる可能性が比較的低いため)。
あらかじめデッキを入れていたスリーヴが破れたときのために、交換用の予備のスリーヴを用意しておくと良いでしょう。
リミテッドの場合も、ブースタードラフトにおいてレアの分配方法が順位順ピック(全試合終了後、出たレアを全部並べて、1位の人から順に欲しいレアを1枚ずつ「ドラフト」すること)だった場合、自分がデッキに入れているレアが自分のものになるとは限らないため、各自スリーヴ使用が求められます。誰だって、自分の手元に来るなら傷物のカードよりは綺麗なカードの方が嬉しいものです。
またマナー面だけでなく、スリーヴには シャッフルをしやすく、カードが良く混ざるようになる実用的な側面もありますので、その意味でもスリーヴの使用をオススメします。
サイコロや グラスカウンターも、いくつか持っておくと便利です。
共に、先攻後攻の決定、ライフカウンター、トークン代わりなどなど、柔軟な使用が出来るところが魅力です。
グラスカウンターは、 +1/+1カウンターや 探索カウンター、 レベルカウンターなど、カードの上に置くカウンター類として使えますので、カウンターを使うデッキであれば事前に用意したほうが良いでしょう。種類の違うカウンターを同時に使うこともありますので、全て一色で揃えるよりは 何 色かバリエーションを持たせておきたいところです。
基本的には、どちらかを用意しておけば不便しません。
ここからグッと重要度が下がって トークンカード です。
パックを買ったときに中に入っているトークンカードですが、これはそのトークンを生み出すカードがセット内にあるため封入されています。
エルドラージ覚醒にも「エルドラージ・落とし子」 (《コジレックの捕食者》、《エムラクールの孵化者》が出す)や 「ドラゴン」(《狂乱のサルカン》が出す)、「ウーズ」 (《軟泥の起源》が出す)などのトークンカードが封入されています。
これらのトークンカードを捨てずに持っておくと、実際にトークンを出すデッキで必要になったときに便利です。
またリミテッドフォーマットでは、どんなカードを使うか分からないため、あらかじめ複数種類のトークンを用意しておくと良いでしょう。
エルドラージ覚醒を使ったリミテッドでは、「エルドラージ・落とし子」トークンが大量に並ぶ可能性がありますので、用意しておくと便利です。
前述のグラスカウンターや、メモの切れ端でも問題はありませんが、 パワー/タフネスの数値や、 タップ/アンタップの表示が相手に分かるように気をつけましょう。
以上で大まかに必要なアイテムは紹介できたかと思います。いずれもゲームを遊びやすくするためのツールですので、あなたの使いやすいものをチョイスしてください。
もし、これらのアイテムを友達が誰も使っていなければ、普段のプレイで「ちょっと上級者」なあなたを演出できるかもしれません。
MtGの大会に参加するために必要なものは何でしょうか。
それは、あなたが参加する大会のフォーマットによって変わってきます。
構築フォーマットの場合、当たり前の話ですが「デッキ」と、15枚 または 0枚の「サイドボード」が必要です。
リミテッドフォーマット の場合なら、デッキは必要ありません。
では、まったくの手ぶらでも問題ないのでしょうか?
そこで今回は大会に向けて用意する道具を見ていきましょう。
MtGは、一般的に相手のライフを0にして勝つゲームです。
ですので、何はともあれあなたの ライフを記録するもの(ライフカウンター)が必要です。
基本的には、数を記録できるなら何でも構いません。一般的な6面体のサイコロを使って計算しても問題はないかと思います。
中には10面体や20面体のサイコロを使う人も居ますが、これらは少しの振動で簡単に転がってしまい、ライフが分からなくなるトラブルが起きやすいのでオススメできません。
しかし、わざわざ専用の道具を買わなくとも、メモ帳とペンがあればライフの記録をするには十分です。これならライフの増減の推移が一目瞭然ですので、万が一ライフの数え間違いで食い違ったときの参考資料としても使えます。
プロプレイヤーも多くがメモ式でライフを計算していて、確実性に優れた方法です。
ちなみに、メモ帖は《強迫》などで相手の手札を見た際、手札の中身をメモすることも出来ますし、切り取って「ゴブリン 1/1」と書けば、クリーチャー・トークンとしても使えるので、意外と万能です。
対戦相手ごとに切り離す必要があるので、切り取りにくいリング式よりは事務で使われるような糊付け式が使いやすいでしょう。
もちろん、試合が終わった後は切り離したメモを片付けて、散らかさないようにすることは言うまでもありません。
昔はグラスカウンター(おはじきのようなもの) を 赤=5点、 青=1点という風に、そろばんの要領で計算したり、そのものズバリ そろばん型ライフカウンターなんてものもありました。
グラスカウンターと同じ感覚で金銭を使ってライフを勘定する人もいたそうですが、他のお客さんに見られた際に賭博行為と勘違いされますので 慎んでください。
他にも、デッキと一緒にデッキケースに入れて持ち運べるダイアル式のライフカウンターなどがあります。さらに、最近は相手のライフまで数えられる、ダブルダイアルカウンターという便利なものも400円くらいで売っています。
様々なライフカウンターがありますので、予算に余裕があれば色々と探してみるのも楽しいでしょう。
次に 筆記具です。
構築フォーマットではデッキリストの記録と提出が必要な場合が多くあり、またリミテッドにおいても、シールドの場合には与えられたカード群の記録が義務付けられていることがあります。
また、大会では試合が終わった後、スコアシート やスリップ という結果記入用紙に対戦結果を書きます。
会場で用意されている場合もありますが、基本的には用意されていないものと思って準備しておくのが良いでしょう。
ライフの記録をメモ式でやる人には必須のものです。ぜひとも自分で準備しておきましょう。
カードを保護する スリーヴ も持っておきたい物のひとつです。
ルール適用度が高い大会ですと、裏面の印刷具合によってカードを特定できないようにスリーヴの使用が義務付けられている場合があります。その際は裏面が色つきで、柄のない無地のスリーヴを選ぶと無難です(無地は絵柄つきスリーヴより裏面で特定できる可能性が比較的低いため)。
あらかじめデッキを入れていたスリーヴが破れたときのために、交換用の予備のスリーヴを用意しておくと良いでしょう。
リミテッドの場合も、ブースタードラフトにおいてレアの分配方法が順位順ピック(全試合終了後、出たレアを全部並べて、1位の人から順に欲しいレアを1枚ずつ「ドラフト」すること)だった場合、自分がデッキに入れているレアが自分のものになるとは限らないため、各自スリーヴ使用が求められます。誰だって、自分の手元に来るなら傷物のカードよりは綺麗なカードの方が嬉しいものです。
またマナー面だけでなく、スリーヴには シャッフルをしやすく、カードが良く混ざるようになる実用的な側面もありますので、その意味でもスリーヴの使用をオススメします。
サイコロや グラスカウンターも、いくつか持っておくと便利です。
共に、先攻後攻の決定、ライフカウンター、トークン代わりなどなど、柔軟な使用が出来るところが魅力です。
グラスカウンターは、 +1/+1カウンターや 探索カウンター、 レベルカウンターなど、カードの上に置くカウンター類として使えますので、カウンターを使うデッキであれば事前に用意したほうが良いでしょう。種類の違うカウンターを同時に使うこともありますので、全て一色で揃えるよりは 何 色かバリエーションを持たせておきたいところです。
基本的には、どちらかを用意しておけば不便しません。
ここからグッと重要度が下がって トークンカード です。
パックを買ったときに中に入っているトークンカードですが、これはそのトークンを生み出すカードがセット内にあるため封入されています。
エルドラージ覚醒にも「エルドラージ・落とし子」 (《コジレックの捕食者》、《エムラクールの孵化者》が出す)や 「ドラゴン」(《狂乱のサルカン》が出す)、「ウーズ」 (《軟泥の起源》が出す)などのトークンカードが封入されています。
これらのトークンカードを捨てずに持っておくと、実際にトークンを出すデッキで必要になったときに便利です。
またリミテッドフォーマットでは、どんなカードを使うか分からないため、あらかじめ複数種類のトークンを用意しておくと良いでしょう。
エルドラージ覚醒を使ったリミテッドでは、「エルドラージ・落とし子」トークンが大量に並ぶ可能性がありますので、用意しておくと便利です。
前述のグラスカウンターや、メモの切れ端でも問題はありませんが、 パワー/タフネスの数値や、 タップ/アンタップの表示が相手に分かるように気をつけましょう。
以上で大まかに必要なアイテムは紹介できたかと思います。いずれもゲームを遊びやすくするためのツールですので、あなたの使いやすいものをチョイスしてください。
もし、これらのアイテムを友達が誰も使っていなければ、普段のプレイで「ちょっと上級者」なあなたを演出できるかもしれません。
コメント
そういえば明日は金曜日です。
夜、デュエルスペースではフライデーナイトマジック(FNM)という小規模な大会が開かれるかと思いますので、お店に確認して参加してみても良いのではないでしょうか。