どうやってドラフトしてる?
2012年9月5日 リミテッド主任の同名エントリ(http://35055.diarynote.jp/201209040129594707/)のコメント欄に書こうと思ったんですが、余りにも長くなったんで自分の日記に書きます。
「どうやってドラフトをしているのか」、禅問答めいて面白い問いかけだと思います。
ヒゲ先生あたりは「儲かるように」と答えるかも知れませんし、ZEROの常連は個性的な面子なので十人十色の答えが聞けそうです。
最近ドラフト始めた人に聞かれたとのことなので、質問の趣旨としては【漫然とカードを取って回すだけではなく、強いデッキを組むためにはどうしたら良いのか、勝てるドラフトをするためにはどうしたら良いのか】、という話になるのでしょうか。
ドラフトで勝つためにはどうしたらいいか
ドラフトで勝つためには、ゲームに勝たないといけません。
ゲームに勝つためには、良いデッキが必要です(あとプレイングと引きが必要ですが割愛します)。
良いデッキを組むためには、良いデッキの材料である良いカードが約23枚必要です。
良いカードを約23枚集めるためには、良いピックをする必要があります。
ということで、私は良いデッキを組むためのピックを心がけてドラフトしています。
良いデッキとは
じゃあ良いデッキって何よ?という話になりますが、つまるところ「相手よりも早く勝利条件を達成できるデッキ」と言い換えることができます。
相手よりも早く勝利条件を達成するには、自分は勝利条件に近づきながら、相手を勝利条件から遠ざけることが必要です。
勝利条件に近づくためには
① 相手が邪魔できないほど序盤で圧倒する(低コストクリーチャーなど)
② 相手の邪魔を受けにくい攻め手を使う(回避能力持ちクリーチャーなど)
があげられます。
①の代表が《モグの下働き/Mogg Flunkies》、②の代表が《風のドレイク/Wind Drake》のようなブロックされづらい飛行クリーチャーや、《ヴィダルケンの幻惑者/Vedalken Entrancer》のようなブロックしようがないライブラリアウト用カードです。
相手の邪魔をするためには
③ 相手の攻め手を取り除く(除去など)
④ 相手の攻めを無意味にする(ライフ回復、ライブラリ修復など)
があげられます。
③の代表は《殺害/Murder》、④の代表は《不死の霊薬/Elixir of Immortality》です。
気をつけて欲しいのは、相手の邪魔をするのは自分が相対的に早く勝利条件を満たすためだということです。自分がスタート地点に立ったまま、相手の足だけ引っ張ったところで、文字通り前進しないわけです。そのため、純粋な④のカードは③のカードよりゲームに与えるインパクトが弱いと言えます。
さて、カードのドラフトでの役割を大雑把に紹介しましたが、多くのカードは単一の役割だけを持ちません。
先の例で言えば、《風のドレイク/Wind Drake》は飛行持ちなので攻め手②の役割が重点されますが、相手の攻め手をブロックして邪魔することができるので④の役割を持つことも出来、イクサの結果相手のクリーチャーを破壊することが出来れば除去したことと同義であるので③の役割を果たしたことにより実際キンボシ・オオキイ。
オヤスミ!(爆発四散)
デッキ=強そうなカード約23枚+土地約17枚
↓
デッキ=(強そうなクリーチャー約16体+強そうな呪文約7枚)+(色のバランスを考えた土地)
↓
デッキ=[(強そうなクリーチャー約16体+強そうな呪文約7枚)×シナジー]+[(色のバランスを考えた土地)×デッキスピード
↓
「どうやってドラフトをしているのか」、禅問答めいて面白い問いかけだと思います。
ヒゲ先生あたりは「儲かるように」と答えるかも知れませんし、ZEROの常連は個性的な面子なので十人十色の答えが聞けそうです。
最近ドラフト始めた人に聞かれたとのことなので、質問の趣旨としては【漫然とカードを取って回すだけではなく、強いデッキを組むためにはどうしたら良いのか、勝てるドラフトをするためにはどうしたら良いのか】、という話になるのでしょうか。
ドラフトで勝つためにはどうしたらいいか
ドラフトで勝つためには、ゲームに勝たないといけません。
ゲームに勝つためには、良いデッキが必要です(あとプレイングと引きが必要ですが割愛します)。
良いデッキを組むためには、良いデッキの材料である良いカードが約23枚必要です。
良いカードを約23枚集めるためには、良いピックをする必要があります。
ということで、私は良いデッキを組むためのピックを心がけてドラフトしています。
良いデッキとは
じゃあ良いデッキって何よ?という話になりますが、つまるところ「相手よりも早く勝利条件を達成できるデッキ」と言い換えることができます。
相手よりも早く勝利条件を達成するには、自分は勝利条件に近づきながら、相手を勝利条件から遠ざけることが必要です。
勝利条件に近づくためには
① 相手が邪魔できないほど序盤で圧倒する(低コストクリーチャーなど)
② 相手の邪魔を受けにくい攻め手を使う(回避能力持ちクリーチャーなど)
があげられます。
①の代表が《モグの下働き/Mogg Flunkies》、②の代表が《風のドレイク/Wind Drake》のようなブロックされづらい飛行クリーチャーや、《ヴィダルケンの幻惑者/Vedalken Entrancer》のようなブロックしようがないライブラリアウト用カードです。
相手の邪魔をするためには
③ 相手の攻め手を取り除く(除去など)
④ 相手の攻めを無意味にする(ライフ回復、ライブラリ修復など)
があげられます。
③の代表は《殺害/Murder》、④の代表は《不死の霊薬/Elixir of Immortality》です。
気をつけて欲しいのは、相手の邪魔をするのは自分が相対的に早く勝利条件を満たすためだということです。自分がスタート地点に立ったまま、相手の足だけ引っ張ったところで、文字通り前進しないわけです。そのため、純粋な④のカードは③のカードよりゲームに与えるインパクトが弱いと言えます。
さて、カードのドラフトでの役割を大雑把に紹介しましたが、多くのカードは単一の役割だけを持ちません。
先の例で言えば、《風のドレイク/Wind Drake》は飛行持ちなので攻め手②の役割が重点されますが、相手の攻め手をブロックして邪魔することができるので④の役割を持つことも出来、イクサの結果相手のクリーチャーを破壊することが出来れば除去したことと同義であるので③の役割を果たしたことにより実際キンボシ・オオキイ。
オヤスミ!(爆発四散)
デッキ=強そうなカード約23枚+土地約17枚
↓
デッキ=(強そうなクリーチャー約16体+強そうな呪文約7枚)+(色のバランスを考えた土地)
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デッキ=[(強そうなクリーチャー約16体+強そうな呪文約7枚)×シナジー]+[(色のバランスを考えた土地)×デッキスピード
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